老眼とは
「老眼」とは、加齢によって起こる眼の老化現象です。
年齢とともに近くのものを見るときにピントが合わせづらくなり、手元の距離で小さな文字などが見えづらくなる状態を指します。主な原因はレンズの役割を担っている水晶体が硬くなるためです。
水晶体は、外から入ってきた光を網膜に届けるカメラのレンズのような働きをします。
若い頃は水晶体に柔軟性があります。遠くを見る時は薄くなり、近くを見る時は厚くなってピント調節をしています。
加齢により水晶体が硬くなってくると、水晶体の厚みを調節しにくくなり、ピントが合わなくなってきます。
老眼の症状
主な症状として以下のようなものがあります。
- 細かい文字が読みにくい
- 手元が見えにくい
- 暗い場所でものが見えにくい
- 目の疲れ （頭痛 、肩こり）
- 夕方になると見えづらい
対処法
老眼鏡が最も身近な対処法と言えます。
また、もともと近視のある方は、近くを見る際は遠用眼鏡を外している方もいます。
最新の遠近両用コンタクトは、遠くも近くもきれいに見え、瞬時にピントが合うよう作られています。しかし人によっては慣れるのに時間がかかったり、鮮明さに欠けたりという理由で使用を諦める方も多くいます。
手術による老眼治療
老眼と同様に白内障も加齢により起こる老化現象です。
自分は老眼と思い込んでいて、白内障を自覚していなかったとしても、診察を受けると白内障が認められるケースがあります。
白内障により視力が低下している場合は、人工眼内レンズを使用した白内障手術により、老眼が治療できます。
白内障手術についてはこちらをご覧ください。
望月眼科の白内障手術
白内障手術の概略 手術は日帰り。提携する病院で入院も可能 手術は日帰り。提携する病院で入院も可能 手術時間は10分 手術の麻酔は目薬（注射はしません） 運転は手術翌々…
