中高年のたどる道
40代老眼が始まる
細かい文字が見えにくい、手元が見えづらくなるなどが主な老眼の症状です。
一般的な対策は老眼鏡をかけること。しかし、人によっては、近視用の眼鏡、コンタクトに引き続き、老眼鏡や遠近両用眼鏡を併用するなど、煩わしさが増大したと感じることがあります。
60代目がかすんで見えるような。
もしかして白内障?
白内障とは水晶体が白くにごり、視力が低下する病気です。
視界がかすむ、光を眩しく感じるなどが主な症状です。
夜、車を運転している時、ぼやけて見えたり、対向車のヘッドライトが眩しく感じたら、白内障かもしれません。(※)
白内障はゆっくり進行していくため、症状を感じながらも、ついつい受診を先延ばしにされる患者さんも多くいます。
※これらの症状は緑内障など他の病気の可能性もあります。自己判断せず早めに眼科を受診しましょう。
70代意を決して眼科へ。
やっぱり白内障だった
白内障の治療は手術です。
手術時間は10分程度です。望月眼科では日帰り手術を行っていますが、術後には提携病院に入院することも可能です。
手術では水晶体を取り除き、人工の眼内レンズを入れます。
白内障の治療ではレンズ選びが重要です。
挿入するレンズによって見え方に大きな違いが出ます。
老眼と白内障を同時に治療する
すごく悩んだレンズ選び。
どうせならと多焦点眼内レンズにしてみたら、翌日からよく見えて、感激した。
遠くも近くも見えるということは、白内障と同時に老眼も治療できたということ。
老眼で苦労していたことを思うと、「もっと早く多焦点眼内レンズを入れていればよかった」と思う。
72歳 女性
中高年からのQOL
多焦点眼内レンズは、白内障手術を検討する際、挿入するレンズの一つとして提案されます。
患者さんの多くは、この時初めて、「多焦点眼内レンズを用いた白内障手術」により老眼を治療できることを知ります。
白内障で生活が困難になり、必要に迫られて70代で手術をするのと、より活動レベルの高い50代~60代で手術をするのとでは、手術後のQOL(Quality Of Life、生活の質)が大きく変わってきます。
50歳以上で白内障の症状がある方には、「老眼鏡で視力を矯正しながら、不便さに慣れる」以外にも、「多焦点眼内レンズを用いた白内障手術」という選択肢があることを知ってほしいと思います。
多焦点眼内レンズを用いた白内障手術の費用
自由診療
片眼・乱視なし | 41万8,000円~ |
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片眼・乱視用 | 49万5,000円~ |
症例報告
コラム
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自由診療対象の多焦点眼内レンズ
自由診療とは自由診療とは、公的な医療保険が適用されない医療技術や薬剤による治療のことです。 以下のレンズを用い…
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選定療養対象の多焦点眼内レンズ
選定療養とは、社会保険に加入している患者が、追加費用を負担することで保険適用外の治療を、保険適用の治療と併せて…
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選定療養とは
選定療養とは、社会保険に加入している患者が、追加費用を負担することで保険適用外の治療を、保険適用の治療と併せて…
■略歴
- 平成11年 久留米大学医学部 卒業
- 平成11年 九州大学眼科 入局
- 平成12年 新日鐵八幡記念病院
- 平成13年 国立病院呉医療センター
- 平成14年 九州大学病院 医員
- 平成15年 国立病院長崎医療センター
- 平成16年 九州大学病院 病棟主任
- 平成19年 九州大学病院 外来医長
- 平成20年 九州大学病院 病棟医長
- 平成23年 九州大学病院 特別教員
- 平成23年 望月眼科 開院
■学位
- 九州大学 医学博士
■専門分野
- 屈折矯正手術、白内障手術、網膜硝子体疾患
■所属
- ICL研究会
- 日本眼科学会
- 日本網膜硝子体学会
- 日本糖尿病眼学会
- The Association for Research in Vision and Ophthalmology
■学位
- 日本眼科学会認定 眼科専門医
- ICL研究会認定医
- レーシック(VISX、IntraLase、Allegretto)認定医
- Addition Technology社Intacs認定医
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